ジップラインやその施工について
ジップラインというのは日本ではまだまだ馴染みがあるとは言い難いですが、自然の中で行うスポーツというか、実際にはスポーツと呼ぶほど大袈裟なものではなく遊具といったものです。
簡単に言うと高いところから低いところに向かう一方通行の人間ロープウェーといったイメージです。
自然の高低差を利用して施工されていることが多く、小さなものではそれこそ全長数メートル程度で、ロープに取り付けられた滑車につかまって滑り降ります。
地面からの高さについても場合によってはそれこそ1メートルもなく、地面に足を引きずらないように足をまげて滑るものもあります。
しかし、大規模なものになるとそれこそスケールが違います。
全長は数百メートル、地面からの高さについても高いところでは優に10メートルを越えるようなものもあり、さすがに滑車を両手で掴んだ状態で滑り降りるのはスリルがあるレベルを越えて危険そのものですから、しっかりと体を固定した状態で利用することが多くなります。